技術、文章表現、経験、法律、権利化に向けた熱意を駆使して発明者の立場で特許出願書類を作成します。また、特許出願の中間処理では、お客様のビジネスを意識しながら最善の方策を見つけて対応致します。

特許手続きの流れ

・打合せ

• 相談無料
  ご相談は無料です。全国対応可能です。
  コロナ下のため基本的にはZoom若しくはTeamsで行なわせて頂きます。但し、特許事務所（都内）にご来所頂いたり、訪問しての打合せも可能です。


• 充実した打合せは出願を成功させる一つのポイント
  どの辺りを発明のポイントととらえればよいか等、方針も含めて的確にアドバイスをさせて頂きます。
  国内出願の他、外国出願にも対応します。
  まずはお問い合わせを下さい。打合せを行うことが決まった場合、事前に資料をお送り頂くと、不明点を打合せ時に明確化できたり、様々な角度からアドバイスができます。打合せを充実したものにできます。
  ご相談を頂いた内容の秘密は厳守致します。
  資料が充実していれば、打合せが無くても出願書類をまとめることはできます。そうした依頼を受けたこともあり、この場合には当方で周辺技術に対する理解を深めてから明細書の作成を行います。実際、こうした案件でも権利にすることができ、知財のご担当の方から、さすがですねとお褒めの言葉を頂いたこともあります。しかし、時間が許す場合、出来れば打合せを行うことが望ましいです。

・出願書類案の作成

• 明細書には善し悪しがある
  技術を特許出願書類にまとめる作業になります。
  技術力、文章表現力、理解力、実務経験、権利化に向けた熱意等の明細書の作成者の総合的な力量によって明細書の善し悪しがほぼ決まります。
  技術知識、実務経験を基に、発明者が想起していないような部分に対してもきちんとフォローし、かゆい所に手の届くような丁寧な作業を致します。これにより、強い明細書を目指します。このためには、明細書の作成時において、発明者と同じ技術レベルにまで理解を到達させるように努力します。


• ビジネスの成功への支援
  特に、個人の方、中小企業で出願件数が少ない方の依頼に対しては、この発明で夢をかなえてビジネスを成功させるという強い意思を尊重し、これに応えられるように最大限の努力と支援を致します。
  出願時に明細書を丁寧に作成しておけば、中間処理で補正書、意見書を作成する際に救われることが多いです。
  発明者の気付かなかった点も積極的にフォローしつつ打合せを行ったり明細書を作成しているので、技術的に補足すべき点を事前に把握できたり、新しい技術的な展開のヒントになったこともこれまでに多く有ります

・拒絶理由通知対応等

• 拒絶理由通知はなぜ来るのか？
  ビジネスを有利に展開させるため、出願時には妥当な範囲で広く特許請求の範囲を記載します。
  特許請求の範囲を最初から狭く記載することは、ビジネスを有利に展開させることはできません。
  このように、特許請求の範囲を広く記載するため、通常のケースでは拒絶理由通知をもらうことが多いです。
  拒絶理由通知が来ずに特許査定となることもありますが、これは、これまでに似た技術が世の中に公開されていないということなので、余り過剰な期待はしない方がよいです。
  むしろ、特許請求の範囲を狭くし過ぎていなかったか疑って見ることも大切です。
  部分的に似ていても引用文献を組み合わせられたりして拒絶理由通知が来るので、拒絶理由通知は来ると考えておくのがよいです。


• 拒絶理由通知に備えておく
  この拒絶理由通知に対応する際には、出願当初の明細書、特許請求の範囲、又は図面に記載された事項の範囲内でしか補正はできません。このため、出願時に作成する明細書は技術内容をしっかりと丁寧に記載する必要があります。中途半端な記載で済ませると、後で補正がうまくいかず後悔することになります。


• 最適な補正方法
  補正は先行技術を避ける形でぎりぎり広い権利範囲、お客様のビジネス上有益な範囲を意識しつつ行なうようにします。このぎりぎりの範囲に補正するというのが極めて難しいと感じるケースが相当数あります。担当者としては一番知恵を絞る所です。
  単純な構成の発明でも、ぎりぎり権利範囲を広く、その構成を文章で的確に表現するというと真剣に悩むこともあります。しかし、難題であったとしても逃げず、解決できなかったことはなかったというのが自分自身のこの仕事に対する誇りです。


• 意見書
  意見書は審査官の判断に対して、自身の意見を述べる一度しか認められないかもしれない数少ない機会であり、審査官への大切な手紙です。技術力、文章力、分析力、対比力、実務経験と熱意をもって引用文献との差異を丁寧に説明します。この差異がポイントを抑えたものであれば必ず権利になります。

担当させて頂く弁理士について

・学歴等

• 東京工業大学工学部卒業
• 東京工業大学工学部大学院修士課程修了
• 特許事務所　所長
• 弁理士会　発明相談員実績あり

・自己PR

大学時代は研究室で実験に必要な装置は、コンピュータ、送受信装置を含め測定器以外はすべて自作をしました。
特許関連では、制御、ポンプ、電動機、機械、ソフトウェア関連、日用品等を中心に実務を行なってきました。
技術的には様々な分野を勉強してきており、出願内容と先行技術の内容を理解し、先行技術との差異を見つけるのが得意です。大学発明や難度の高い発明についても、十分に内容を理解した上で対応してまいりました。数式等がある場合には、自分で基本原理から導き出す等で理解をしてから対応しております。
発明者レベルに到達できるまで技術内容の理解をする努力をしてから、発明者の立場になって作業にかかるようにしています。
技術とは常に真剣勝負で臨んでいます。拒絶理由通知のあった場合等には、どの案件に対しても、納得のいく対応策が見つかるまで諦めることなく追求をしています。
これまでに50件以上の鑑定書を作成しましたが、すべての案件において的確な判断が出来、方針の決定に役立っていると確信しております。
発明者や出願人の方からも感謝のお言葉を何度も頂いております。それを機にクライアントのご紹介を頂いたことも何度もあります。
技術レベルの一つの客観的指標として挙げさせて頂くと、弁理士試験の選択科目は技術系で3科目受験しましたが、3科目とも満点であったと自己分析しております。

国内出願

・特許出願

作成方法は2通りあり、それぞれの方法によって費用が異なります。

• 方法１弁理士が明細書を作成します。
  

  お客様の原稿を元に弁理士が明細書を作成します。権利化後も強い明細書になるように記載を充実させます。技術的なプラスアルファも積極的に行います。拒絶理由通知にも耐えられるように記載を充実させます。

• 方法２お客様が明細書を作成し、弁理士が修正をします。
  

  費用を抑えることができます。
  前提条件：
  　１、お客様が作られた明細書があること。
  　２、従来技術も含め技術的に十分に記載のされていること。
  　３、関連する公報が少なくとも一件記載されていること。この公報との関連性についてポイントが簡単に記載されていること。
  お客様が作られた明細書を弁理士が修正します。クレームは弁理士が作ります。権利化の可能なレベルにまで修正をします。不足する情報や不明点があった場合には連絡をします。
  完成した原稿はチェックをお願いします。修正にも対応します。
  その後、記載内容について納得の頂けた段階で、特許庁に対し特許事務所から電子出願をします。

外国出願（国際出願）

• 各国特許事務所との連携
  諸外国の特許事務所と提携があります。
  外国出願の経験も豊富です。翻訳は事務所内で行ないます。


• 高品質な翻訳について
  翻訳担当者は大学教授からもほめられたという程の英訳の表現力の持ち主です。実際に複数の弁理士からも正確な表現として評価されており、自信をもっています。外国の公報の翻訳を見ると、何を言いたいのかよく分からなかったり誤記と思われるような表記を有する明細書も見かけますが、そのような心配は全く無く、的確な翻訳です。
  本人が特許実務を通じて独自に開発をした日英対訳文も付けるので、翻訳のチェックが簡単に行えます。抜けや表現ミス等ほぼゼロの翻訳です。私も毎回チェックをしていますが、常にそのまま出して問題は無いという高いレベルの翻訳です。
  翻訳だけのご依頼もお受け致します。

お困りごとの解決を致します！

特許出願や審判、侵害関係で次のようなお困りごとはありませんか？
弁理士が、意見書、補正書の案を提示したり、鑑定書を作成する等の的確なアドバイスをさせて頂きます。
貴社で思いつかなかったような優れた方策を見つけることができるかもしれません。これまで法人、個人を問わずにすべての案件でそのような対応をして来ました。
少しの可能性にもかけたいお気持ちがあれば是非お力添えをしたいのでご連絡下さい。
特許公報や文献等を精査し、技術を正確に理解した上で、技術的な差異を見つけます。この差異に基づき意見書、補正書、鑑定書を作成させて頂きます。鑑定書作成の実績は大企業からの依頼が殆どで先述の通り50件以上あります。ご相談を頂く案件についても、今後の方針を決めるのにお役に立てると思います。

• 対象分野は化学以外です。例、制御、電気、機械、日用品、ソフトウェア等

・お困りごとの例

• 出願前
  
  • 発明の発掘が忙しくてなかなかできない。
  • 発明をしたが、他に抜け道は無さそうか一緒に考えて欲しい。
  • 拒絶理由通知や侵害訴訟にも耐えられる強い明細書を作成したい。


• 出願後
  
  • 大切な発明は特許出願をしたが、拒絶理由通知が来てしまった。しかし、どう対応してよいか分からない。
  • 良い対応策が見つけられない。何とか特許にする方策はあるか？
  • 対応策として万策尽きたように感じるが何か別の方法はあるか？


• 権利化後
  
  • 自社の行為が他社の特許権の技術的範囲に属するか否かを判断したい。
  • 他社の行為が自社の特許権の技術的範囲に属するか否かを判断したい。
  • 第三者の特許権に対して回避できる策を一緒に考えて欲しい。
  • 訴訟になりそうな気配があるが勝てる策はあるか？
  • 他社の特許出願や特許権について弱点を見つけて欲しい。

費用

ご相談から特許出願まで

・相談料

無料

・特許調査

・通常調査の場合

50,000円 （税込 55,000円）

・簡易調査の場合

20,000円 （税込 22,000円）

・特許出願

・方法１（弁理士が明細書を作成する場合）の費用

印紙代	14,000円
手数料	180,000円
請求項１項毎の加算	10,000円
要約書の作成	4,200円
情報入力費	7,600円／頁
電子手続費	1,200＋700円／頁 （上限8,200円）
図面	実費

例、
明細書4頁（50字×40行）、請求項数5、図面5枚、要約書1枚の特許出願書類を作成したとしたときの事務報酬総額は、55％のとき190,000円（税込）です。

・方法２（お客様が明細書を作成し、弁理士が修正する場合）の費用※価格は税込です。

基本	150,000円
クレーム数	3項まで無料　 4項目以降　1項追加毎に4,000円
図面の修正	3,000円／1枚
図面の作成	5,000円／1枚

特許出願以降

・出願審査請求

印紙代	138,000円＋（請求項の数×4,000円）
手数料	10,000円
電子手続費	1,200＋700円／頁 （上限8,200円）

・拒絶理由通知への対応

意見書の作成

基本	60,000円
請求項１項毎の加算	3,000円
引用文献数	1件増す毎に5,500円
情報入力費	7,600円／頁
電子手続費	1,200＋700円／頁 （上限8,200円）

補正書の作成

基本	60,000円
請求項１項毎の加算	10,000円
情報入力費	7,600円／頁
電子手続費	1,200＋700円／頁 （上限8,200円）

・特許査定

成功報酬	100,000円
請求項１項毎の加算	10,000円

・特許料納付手続

第1年から第3年まで（3年分一括納付）

印紙代	毎年4,300円＋（請求項の数×300円）
手数料	10,000円

第4年から第6年まで

印紙代	毎年10,300円＋（請求項の数×800円）
手数料	10,000円
権利継続管理料	1年 10,000円

・鑑定書の作成

480,000円

・翻訳費用

和英明細書翻訳	22円／ワード
明細書以外の和英訳	20円／ワード

注）審査請求と特許料の印紙代については減免制度があります。